ローマ 3−1 チェルシー


色々と転機になる試合でした。
スパレッティがついにゼロトップを諦め、大きな賭けにでましたがこれが大当たり。まずすぺくらさんも言ってた通りピサロが復活。今まではトッティさえ押えとけばよかったはずがヴチニッチピサロという収まり所が増えたことによりマークがズレまくってましたね。
ディフェンス面ではディフェンスラインの前に右からペロッタ、デロッシブリーギと並んだ三人のイタリア人が大活躍。特にブリーギ、加えてペロッタの運動量には驚かされました。相手のセンターハーフがボールを持った時にローマの中盤は必ず内側からプレスをかけ、ウイングにボールを出させる。そしてウイングにボールが入ったところでサイドバックと連動して挟み込む。そこで奪えなくとも後ろに下げさせればディフェンスの勝ちです。バイタルエリアにはデロッシが構えていますし、何本かミドルは撃たれましたが要所は抑えてました。

この勝利で変われなければ終わり。逆に一気に巻き返せる可能性もある。なにより今までのシステムと違ってトッティへの負担は確実に減った。第3節、スタンフォード・ブリッジで行われた1戦、トッティは孤軍奮闘とも言える素晴らしいプレーを連発しましたがチームは枠内シュートすら撃てませんでした。
一方、昨日の一戦では直前まで出場が怪しまれていただけあったトッティらしくないプレーが目立ち、トッティのところでボールを奪われることも目立ちましたが結果は3ゴール。チャンスの数でいえばもっと入っていてもおかしくなかった。
これはローマにとって非常に大きな進歩だと思う。「トッティのチーム」ではなく、トッティをチームの部品、歯車の一つにできた時このチームは化けると思います。





さて、今日はマドリーをぶっつぶすか(何急ポジティブ