雑記
トルコ−クロアチア戦後に書きためてた文章。
久しぶりに心が震える試合を見させてもらった。
昨日から始まった決勝トーナメントでは一番注目度が低いであろうこの試合、クロアチアのモドリッチとトルコのエムレ目当てで見ることにした。
しかし試合は両者決定機を決めれず延長戦へ。
正直期待はずれで眠い試合だった。
延長戦に入ってもスコアは動かず、120分間スコアレスかよ、と思ったところで、迎えた119分。
トルコのGKルストゥの不用意な飛び出しをモドリッチがかわして中央にクロス。
中央で豪快に競り勝ちヘディングシュートを決めたのは、重い腎臓の病を患い、大手術から長いリハビリを終えて帰ってきたクロアチアのエース、イヴァン・クラスニッチ。
これで十分に劇的な、感動的な、誰もが納得の幕切れだった。
場内のクロアチアサポーター、ベンチ一同はお祭りムード一色だった。誰もロスタイムの表示など気にすることなく。
ロスタイムは1分。そして迎えた121分。
ルストゥが半ばやけくそで蹴ったロングボールはエリア内で混戦の末、途中出場のトルコFWセミフの足下へ。
左足を豪快に振り抜いたシュートは枠の左上に突き刺さった。
その瞬間タイムアップ。
スコアは1−1なのに、その瞬間の両チームの表情からはそんなスコアは見えてこなかった。
クロアチアの選手にPK戦を戦う気力は残っておらず、3人がPKを失敗。
勢いそのままに全員がPKを沈めたトルコがベスト4進出。
これで3試合連続で逆転勝ちのトルコ。
ミラクルターキーの躍進はどこまで続くのか。
ジャーナリスト風にまとめてみました(何